KONOIKEグループの国際部門が集合。「豊中サミット」に潜入!
KONOIKEジャーナル
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サミットの開始は、国際統括本部 戸和本部長の挨拶から始まりました。
「双方向のディスカッションを通じて、新しい発想を生む機会、我々が目指す方向性を改めて確認する機会としましょう」
北中米・ASEAN・中国・インド・日本国内など、各地域から集まったメンバーを前に、本部長はサミットへの期待感をにじませました。
今回のサミットに参加したのは、13カ国、31拠点の計66名。前回開催から2年が経過した今回のサミットでは、加速度的に変化する世界情勢を前に、国際部門のさらなる一体感を醸成すると同時に、きたる2030年ビジョンの実現に向けてのロードマップを共有することを目的としています。
開催期間は2日間で、駐在員同士のディスカッションを中心に、鴻池社長や他本部による講演が実施されました。また、駐在員同士の懇親・慰労も兼ねており、懇親会をはじめ、成田山不動尊での安全祈願やビール工場見学も組み込んだ、充実の2日間です。
「双方向のディスカッションを通じて、新しい発想を生む機会、我々が目指す方向性を改めて確認する機会としましょう」
北中米・ASEAN・中国・インド・日本国内など、各地域から集まったメンバーを前に、本部長はサミットへの期待感をにじませました。
今回のサミットに参加したのは、13カ国、31拠点の計66名。前回開催から2年が経過した今回のサミットでは、加速度的に変化する世界情勢を前に、国際部門のさらなる一体感を醸成すると同時に、きたる2030年ビジョンの実現に向けてのロードマップを共有することを目的としています。
開催期間は2日間で、駐在員同士のディスカッションを中心に、鴻池社長や他本部による講演が実施されました。また、駐在員同士の懇親・慰労も兼ねており、懇親会をはじめ、成田山不動尊での安全祈願やビール工場見学も組み込んだ、充実の2日間です。
初日の1on1ミーティングでは、各拠点が1対1のペアになり、自拠点の紹介や注力している取り組みなどについて相互プレゼンしました。
とあるペアでは、国や事業内容も異なる拠点同士で、共通する悩みや課題があるようで、「おたくも?」「うちもです」と共感しあう場面も。また、別のペアでは、新事業を検討している拠点が、すでに似たような事業を展開する拠点から、取り組みの成功例、失敗談などのアドバイスを聞いたり、進出予定の現地調査の情報を交換するペアもいました。
こうしたやりとりが各回15分計10回行われて、あらゆる組み合わせでアイデアや意見の交換が行われると、「ここから新しい事業アイデアが生まれるかも?」とワクワク感があります。「現地のパートナー企業を探して、うまく連携していくことが成功につながる」など具体的なアドバイスも聞こえてきました。
とあるペアでは、国や事業内容も異なる拠点同士で、共通する悩みや課題があるようで、「おたくも?」「うちもです」と共感しあう場面も。また、別のペアでは、新事業を検討している拠点が、すでに似たような事業を展開する拠点から、取り組みの成功例、失敗談などのアドバイスを聞いたり、進出予定の現地調査の情報を交換するペアもいました。
こうしたやりとりが各回15分計10回行われて、あらゆる組み合わせでアイデアや意見の交換が行われると、「ここから新しい事業アイデアが生まれるかも?」とワクワク感があります。「現地のパートナー企業を探して、うまく連携していくことが成功につながる」など具体的なアドバイスも聞こえてきました。
午後の講演では、国際競争力の強化を目的に今年4月に新設されたグローバル推進部、グローバル人事部がゲストとして登壇。世界を舞台に活躍する人材育成や、国際部門と連携した営業体制についての展望を発表し、国際部門との連携を強調しました。
個人的には、海外事業を推進する人材に求められる経験として、”global exposure”が大切という話は印象的でした。異文化に「接する」や「交流する」だけでは足りない。異文化に晒されること(exposure)でカルチャーショックを受ける中で、グローバル人材としての確かな力が身に付くという考えです。アジャイルな思考が求められる昨今において、基本的な教育は受けた上で、まずは環境に飛び込んでみることから得られることは多いはずです。
鴻池運輸では、今年の夏に関西外国語大学と協力し、タイの現地法人でのインターン受け入れを実現しました。社内外問わず、海外で活躍する人材の育成に尽力しようとするグローバル人事部の今後の取り組みは要注目です!
個人的には、海外事業を推進する人材に求められる経験として、”global exposure”が大切という話は印象的でした。異文化に「接する」や「交流する」だけでは足りない。異文化に晒されること(exposure)でカルチャーショックを受ける中で、グローバル人材としての確かな力が身に付くという考えです。アジャイルな思考が求められる昨今において、基本的な教育は受けた上で、まずは環境に飛び込んでみることから得られることは多いはずです。
鴻池運輸では、今年の夏に関西外国語大学と協力し、タイの現地法人でのインターン受け入れを実現しました。社内外問わず、海外で活躍する人材の育成に尽力しようとするグローバル人事部の今後の取り組みは要注目です!
1日目の終わりには、懇親会が開かれました。
各々がドリンク片手に談笑する中、広報室の一員として職務を全うすべく撮影をしていましたが、気づけば手にはカメラの代わりにワイングラスが……。
駐在員との交流の機会に、「皆さんお忙しいのに、広報が取材に行ったらお邪魔ですよね?」と本音を聞き出すと、「俺ら駐在員は新しいものが好きだから、撮影とか取材はいつでもウェルカム!」
返答に窮する私に、「気を遣わなくて大丈夫!君は君の仕事をしなさい」と肩を叩いてくれる駐在員の皆さん。かっこいい。
懇親会の場でも、事業に関する意見交換は続いているようで、こうしたリラックスした状態での交流もまたサミットの醍醐味だと感じます。惜しむらくは、懇親会後半の写真は手ブレで、掲載に耐えうるものはなかったことです。(……呑みすぎました)
駐在員との交流の機会に、「皆さんお忙しいのに、広報が取材に行ったらお邪魔ですよね?」と本音を聞き出すと、「俺ら駐在員は新しいものが好きだから、撮影とか取材はいつでもウェルカム!」
返答に窮する私に、「気を遣わなくて大丈夫!君は君の仕事をしなさい」と肩を叩いてくれる駐在員の皆さん。かっこいい。
懇親会の場でも、事業に関する意見交換は続いているようで、こうしたリラックスした状態での交流もまたサミットの醍醐味だと感じます。惜しむらくは、懇親会後半の写真は手ブレで、掲載に耐えうるものはなかったことです。(……呑みすぎました)
サミットに参加して気付いたことは、参加者の目線が常に未来に向けられているということです。トランプ関税の影響で世界経済は混迷を極め、ロシア・ウクライナ問題が足下の情勢に暗い影を落とす中、彼らがしばしば口にするのは将来のこと。2030年ビジョン実現へのロードマップを発表する際に、とある駐在員が言った「2030年は通過点。2040年、2050年を見据えていきたい」という言葉が象徴しています。
KONOIKEグループの現場は「安全」を何よりも大切にしています。しかし、安全とは常に過去の事故から学ぶことしかできません。その結果、変化や挑戦を嫌い、安全が約束された従来のやり方に固執してしまいがちです。その点、国際部門のメンバーからは、安全に人一倍こだわりつつも、変化を恐れない気迫を感じました。
――俺らは新しいものが好きだから。
KONOIKEグループの一員として、国際部門のこれからが楽しみです。
KONOIKEグループの現場は「安全」を何よりも大切にしています。しかし、安全とは常に過去の事故から学ぶことしかできません。その結果、変化や挑戦を嫌い、安全が約束された従来のやり方に固執してしまいがちです。その点、国際部門のメンバーからは、安全に人一倍こだわりつつも、変化を恐れない気迫を感じました。
――俺らは新しいものが好きだから。
KONOIKEグループの一員として、国際部門のこれからが楽しみです。