サステナビリティ推進体制

基本的な考え方

私たちKONOIKEグループは企業理念に「『人』と『絆』を大切に、社会の基盤を革新し、新たな価値を創造します」を掲げ、これを「私たちの使命」としています。サステナビリティを巡る課題に取り組む際にも、この理念の実践を通じて、お客さま・従業員・株主・地域社会といったKONOIKEグループを取り巻く多様なステークホルダーの幸福と安全で安心な社会の実現を目指します。

サステナビリティ委員会と各部会における活動

サステナビリティ委員会(委員長:取締役会で選任)は取締役会の諮問機関として、取締役会からの諮問に対する答申の他、サステナビリティに関する個別の課題についての討議を行い、その内容を取締役会へ定期的に報告することとしています。また、本委員会の傘下には機能別に5つの部会を設けており、各部会が策定した年次計画、運用状況などは本委員会に定期的に報告し、評価を受けることとしています。さらに、各部会には社外有識者1名を招くなど、公正性・客観性の確保にも努めています。

サステナビリティ委員会

2022年10月31日現在

オブザーバーとして監査役(常勤)、委員長(取締役会で選任)、副委員長(経営企画本部長、総務本部長、経営品質本部長、営業本部長)、委員(各本部⻑、各部会⻑、その他委員⻑の指名した者)の下に、5の部会(内部統制部会(部会長:財務経理本部長)、リスクマネジメント部会(部会長:総務本部長)、情報セキュリティ部会(部会長:ICT推進本部長)、コンプライアンス部会(部会長:経営品質本部長)、環境部会(部会長:経営品質本部長)、人的資本WG、技術資本WG)を設置しています。
  • 委員会は、必要に応じ部会を新設・改廃する権限を有する。

5部会における活動

内部統制部会(部会長:財務経理本部 本部長)
KONOIKEグループにおける内部統制(主に「J-SOX」を中心とする)の構築・運用の推進や内部統制上の課題対応状況を検証しています。
リスクマネジメント部会(部会長:総務本部 本部長)
経営環境の変化に対応するため、定期的にリスクアセスメントを実施し、対象リスクを選定しています。リスク所管部門を決定するとともに、評価指標(統制目標)の設定の他、取り組み状況のモニタリングを実施するなど、リスク低減に向けて活動しています。
情報セキュリティ部会(部会長:ICT推進本部 本部長)
情報セキュリティ基本方針および関連する諸規程を整備するとともに、情報セキュリティ全般に対し、人的・物理的・技術的対策の検討と、実態把握・予防措置・検出・緊急事態への対応を行っています。また、配下の情報セキュリティ対策推進チームにより、具体的な対策、定期的な見直し、改善、教育を実施し、情報セキュリティを維持・発展させていくためのマネジメントサイクル(PDCA)を推進しています。
コンプライアンス部会(部会長:経営品質本部 本部長)
コンプライアンス⽅針の策定、⾒直し、PDCA等、国内コンプライアンス体制の強化を図っています。また、内部通報制度(コウノイケ・ヘルプライン)に関わる事案も検証しています。
環境部会(部会長:経営品質本部 本部長)
環境関連法規の遵守および環境保全活動の状況について評価し、各種改善施策を議論、立案、実施することにより、法令遵守・環境負荷低減への対応を図っています。

サステナビリティの課題

当社グループの中長期的な非財務目標として「環境」「人」「技術」の3項目を設定しています。サステナビリティ委員会にて重要な検討事項としてモニタリングをしており、引き続き取り組みの推進を図ってまいります。今後はこれら3項目の非財務目標から、重要課題を過不足なく抽出し、企業価値向上を目指すという観点で関係が深いマテリアリティを特定します。そして経営戦略に組み込み、事業活動の持続可能性を高めてまいります。

KONOIKEグループ3つの非財務目標

環境
カーボンニュートラルの実現を目指し、循環型社会の形成に貢献してまいります。
経営戦略に基づく⼈材育成を推進し、持続的成長に向けた人的資本経営を推進してまいります。
技術
技術⾰新・DXによる⾃動化・省⼒化と、技術を活⽤した安全・安⼼な労働環境づくりに努めてまいります。
[マテリアリティ特定プロセス]社会課題の把握・整理 重要課題のリストアップ 重要課題の特定と重要度評価 外部有識者との対話 戦略への組み込み レビューとアップデート

KONOIKEグループ統合報告書2022をご覧ください。