地域の災害支援に業務用ドローンを活用
和歌山市との協定締結を実現した、鴻池運輸・和歌山支店の想い

こんにちは。KONOIKEグループです。

2024年7月2日、鴻池運輸・和歌山支店が「災害時等におけるドローンを活用した支援活動に関する協定」を和歌山市と締結しました。
締結に至ったきっかけと和歌山支店の想いをご紹介します。

鴻池運輸・和歌山支店は、大手鉄鋼メーカーの製鉄所で、製鉄工程、製品管理、製鉄所内の物流などを請け負っています。今回の協定は、製鉄所内での点検作業や堆積物の測定などのために所有していたドローンを活用し、災害時の被災状況把握や、被災者の捜索などを通して、支援活動を行うことを目的としています。 2024年7月2日、和歌山市役所で実施された協定式では、和歌山支店の支店長や現場監督者が出席し、尾花和歌山市長とともに協定書に調印しました。 同日実施されたドローン飛行デモでは、和歌山城をバックに機体を飛ばし、搭載したスピーカーでテスト発信をしました。
 

―和歌山市との災害支援に至った経緯を教えてください。
　川で遭難した子どもの捜索に、自治体がドローンを使っていたニュース映像をたまたま観て、感銘を受けたのがきっかけです。和歌山支店では過去に台風などの大雨浸水被害も経験していたこともあり、災害への課題感も強いです。設備温度の異常発見や、高所設備のボルト緩み点検などの業務で日常的にドローンは使用していたため、自身の業務を生かして、地元の災害活動支援に貢献したいと思うようになりました。それから、さまざまな関係先をたどり、和歌山市・総合防災課の方とお会いする機会をいただいたことで、今回の防災協定が実現しました。
 

鴻池運輸（株）の創業者・鴻池忠治郎は、災害のたびに氾濫する淀川の復旧工事や、水路を整備する開削工事を担っていました。そのDNAを受け継ぐように、KONOIKEグループは地域社会やお客さまに貢献することで、今日に至っています。当支店も和歌山の地で長く仕事をしており、1,000名以上の従業員の命を守り、広く地域社会に貢献したいという想いがあります。これからも地域社会から必要とされる企業、愛される企業でありたいと思います。
 

鴻池運輸(株)　和歌山支店
〒640-8423
和歌山県和歌山市松江中3-8-41
https://www.konoike.net/company/network/wakayama/
業務概要：大手鉄鋼メーカーの製鉄工程、製品管理、製鉄所内の物流など