「モーダルシフトで2024年問題の解決へ」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
KONOIKEジャーナル
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こんにちは。KONOIKEグループです。
現場で働く従業員をご紹介する“人”シリーズ。 今回は、2020年に開設したJR貨物・東京貨物ターミナル駅直結の拠点、「鴻池運輸(株) 東京レールゲート営業所」で働く3名の従業員にインタビューしました。 一人目は輸送グループの齋藤さん。“鉄道輸送ならでは”のエピソードも…?
二人目:小田 淳一さん
「立地を生かし、陸・海・空の輸送モードに臨機応変に対応」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
三人目:町田 昌美さん
“20年間無事故” を貫くトレーラー運転手 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
ー鉄道輸送の特長は?
トラックの配車業務というのは積み地から配送先までトラックをチャーターすれば、言い方は悪いですが、それで終わりです。一方、鉄道に関しては、積み地~出発駅までの陸路の手配と、出発駅~到着駅までのレールの手配、そして到着駅から配送先までの陸路という、三段階の手配があります。ですので、例えば、東京から福岡に物を運ぶ際に集荷はできてコンテナも用意でき、鉄道の輸送枠を抑えられたとしても、出発駅まで配送する業者さんがいっぱいで、その日は配送できません など、これまでのトラック配車業務ではイメージの湧かないような、困難な場面というのもありますね。
あと、鉄道輸送は自然現象にもかなり影響されます。雨風はもちろんなのですが、動物との接触なども結構あります。ある路線では、一日、二日に1回の頻度で鹿との接触が起きています。なぜそんなに鹿ばかりと接触するのかずっと気になって、一度JRの方に聞いたことがあるのですが、鹿は鉄分を取りたくて、レールに付いている鉄粉を舐めに来ているそうです。これは鉄道輸送に携わってみないと知らなかったエピソードだなと思います。
ー業務をする上で大切にしていることは何ですか?
先ほどお話しした通り、天候によって列車の到着が遅れたり、大雪でトラック輸送ができなかったりすることもありますが、天候以外にも常にさまざまなリスクがあるので、状況を先読みして、リスクヘッジとしてお客さまに別の輸送手段をご提案できるようにしています。そういったところがお客さまからの信頼につながるのではないかと思います。
ー過去に肝を冷やした経験はありますか?
以前、東京レールゲート営業所から北海道まで鉄道輸送する際に、仙台あたりで大雪の影響で列車が動けず、いつ到着するかわからない状況になったことがありました。最悪、在庫が当社の倉庫にあれば、トラックを手配して先回りするという方法があるのですが、その鉄道コンテナに載っているアイテムしかなく、コンテナを積み替えて一度東京まで戻してトラックに積み替え、トラックで北海道まで直走したことがありましたね。
ーチーフリーダーとして大切にしていることを教えてください。
現場第一線で頑張っているメンバーに気持ちよく仕事をしてもらえるように導くのが、自分の仕事だと思っています。どんどん新しい経験を積んでスキルアップができれば、それがモチベーション向上にもつながると思うので、何でも積極的にチャレンジさせてあげたいです。「チーフなんかいなくても大丈夫ですよ。」って、憎まれ口を叩かれるのが幸せな時なんじゃないでしょうかね(笑)。
ー"2024年問題" と "モーダルシフト" についてどのように考えていますか?
2024年問題とモーダルシフトに関しては、東京レールゲート営業所がまさに“問題解決の舞台”になるという想いが非常に強いです。実際に、これまではモーダルシフトを検討していなかったお客さまからも、ここのところ続々とご相談いただけるようになりました。今後、間違いなく輸送モードが鉄道に切り替わっていくと思いますので、少しでも当社がお役に立てればいいなと強く思います。
ー営業所の自慢はありますか?
我々は建屋の最上階にあたる6階に入居しているのですが、夜景がすごいんですよ。東京タワー、レインボーブリッジとスカイツリーが全部一望できます。夕方遅くに来たドライバーさんが「ちょっといいですか。」って写真撮っていかれることもあります。
鴻池運輸(株) 関東・北日本支店
東京レールゲート営業所
〒140-0003
東京都品川区八潮3-3-22 東京レールゲートWEST 6階
https://www.konoike.net/company/network/kanto-kitanihon/
https://www.konoike.net/tokyobay_service/
業務概要:物流業界の2024年問題として謳われるトラックドライバー不足解決への取り組みの一環として、2020年3月に開設された営業所。東京貨物ターミナル駅、東京港、羽田空港へのアクセスが良く、陸・海・空のあらゆる輸送モードに対応するKONOIKEグループのモーダルシフト拠点として運営。貨物の輸出入のほか、流通加工にも対応。
こんにちは。KONOIKEグループです。
現場で働く従業員をご紹介する“人”シリーズ。 今回は、2020年に開設したJR貨物・東京貨物ターミナル駅直結の拠点、「鴻池運輸(株) 東京レールゲート営業所」で働く3名の従業員にインタビューしました。 一人目は輸送グループの齋藤さん。“鉄道輸送ならでは”のエピソードも…?
二人目:小田 淳一さん
「立地を生かし、陸・海・空の輸送モードに臨機応変に対応」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
三人目:町田 昌美さん
“20年間無事故” を貫くトレーラー運転手 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
ー1日の流れを教えてください。
チーフリーダーという立場で、倉庫業務と輸送業務のどちらも見ているのですが、輸送業務をメインに担当しています。1日の流れとしては、朝礼で全体のスケジュールを確認してから業務に入るのですが、輸送についてはどうしても天候の影響やトラック、鉄道の遅れがあるので、そのあたりの状況確認をしています。それと並行して、トラックと自社の海上コンテナに関する配車業務やオーダーが次から次へと入ってくるのをこなしていくというような流れです。
ーこれまでの経歴を教えてください。
ー鉄道輸送の特長は?
トラックの配車業務というのは積み地から配送先までトラックをチャーターすれば、言い方は悪いですが、それで終わりです。一方、鉄道に関しては、積み地~出発駅までの陸路の手配と、出発駅~到着駅までのレールの手配、そして到着駅から配送先までの陸路という、三段階の手配があります。ですので、例えば、東京から福岡に物を運ぶ際に集荷はできてコンテナも用意でき、鉄道の輸送枠を抑えられたとしても、出発駅まで配送する業者さんがいっぱいで、その日は配送できません など、これまでのトラック配車業務ではイメージの湧かないような、困難な場面というのもありますね。
あと、鉄道輸送は自然現象にもかなり影響されます。雨風はもちろんなのですが、動物との接触なども結構あります。ある路線では、一日、二日に1回の頻度で鹿との接触が起きています。なぜそんなに鹿ばかりと接触するのかずっと気になって、一度JRの方に聞いたことがあるのですが、鹿は鉄分を取りたくて、レールに付いている鉄粉を舐めに来ているそうです。これは鉄道輸送に携わってみないと知らなかったエピソードだなと思います。
ー業務をする上で大切にしていることは何ですか?
先ほどお話しした通り、天候によって列車の到着が遅れたり、大雪でトラック輸送ができなかったりすることもありますが、天候以外にも常にさまざまなリスクがあるので、状況を先読みして、リスクヘッジとしてお客さまに別の輸送手段をご提案できるようにしています。そういったところがお客さまからの信頼につながるのではないかと思います。
ー過去に肝を冷やした経験はありますか?
以前、東京レールゲート営業所から北海道まで鉄道輸送する際に、仙台あたりで大雪の影響で列車が動けず、いつ到着するかわからない状況になったことがありました。最悪、在庫が当社の倉庫にあれば、トラックを手配して先回りするという方法があるのですが、その鉄道コンテナに載っているアイテムしかなく、コンテナを積み替えて一度東京まで戻してトラックに積み替え、トラックで北海道まで直走したことがありましたね。
ーチーフリーダーとして大切にしていることを教えてください。
現場第一線で頑張っているメンバーに気持ちよく仕事をしてもらえるように導くのが、自分の仕事だと思っています。どんどん新しい経験を積んでスキルアップができれば、それがモチベーション向上にもつながると思うので、何でも積極的にチャレンジさせてあげたいです。「チーフなんかいなくても大丈夫ですよ。」って、憎まれ口を叩かれるのが幸せな時なんじゃないでしょうかね(笑)。
ー"2024年問題" と "モーダルシフト" についてどのように考えていますか?
2024年問題とモーダルシフトに関しては、東京レールゲート営業所がまさに“問題解決の舞台”になるという想いが非常に強いです。実際に、これまではモーダルシフトを検討していなかったお客さまからも、ここのところ続々とご相談いただけるようになりました。今後、間違いなく輸送モードが鉄道に切り替わっていくと思いますので、少しでも当社がお役に立てればいいなと強く思います。
ー営業所の自慢はありますか?
我々は建屋の最上階にあたる6階に入居しているのですが、夜景がすごいんですよ。東京タワー、レインボーブリッジとスカイツリーが全部一望できます。夕方遅くに来たドライバーさんが「ちょっといいですか。」って写真撮っていかれることもあります。
鴻池運輸(株) 関東・北日本支店
東京レールゲート営業所
〒140-0003
東京都品川区八潮3-3-22 東京レールゲートWEST 6階
https://www.konoike.net/company/network/kanto-kitanihon/
https://www.konoike.net/tokyobay_service/
業務概要:物流業界の2024年問題として謳われるトラックドライバー不足解決への取り組みの一環として、2020年3月に開設された営業所。東京貨物ターミナル駅、東京港、羽田空港へのアクセスが良く、陸・海・空のあらゆる輸送モードに対応するKONOIKEグループのモーダルシフト拠点として運営。貨物の輸出入のほか、流通加工にも対応。