【万博後インタビュー①】工期半分以下、常識外の挑戦。KONOIKE混成チームで挑んだメタネーション移設工事
ご安全に!広報室のとねです。
念願だったインタビューを遂に実行することができました!
KONOIKEグループは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、物流・請負業務など、さまざまな角度から万博の建設に携わりました。前代未聞の規模ということで、KONOIKEグループとしての総合力を試された貴重な機会であり、携わった社員の熱量に、昨春、万博特集を掲載した社内報を通じて私は感激しておりました。
せっかくなので、彼らの熱量をそのまま記録して残したい。そして社内のみならず広く社会と共有したい! という思いから、今回いくつかの部署にご協力いただき、インタビューが実現しました。
今回インタビューしたのは、3つのチームです。
1 「メタネーション設備」の移設工事チーム
2 「大屋根リング」の木材の輸送・保管・加工チーム
3 「パビリオン」物流業務チーム ①②
万博を支えたメンバーの熱量が届きますように!
では、最後までご覧ください~!
カーボンニュートラル社会の実現に向け、大阪ガス株式会社様は生ゴミ由来のバイオガスからメタンを製造し、都市ガスとして利用する実証実験*に取り組まれました。万博の迎賓館などの供給源として利用するため、舞洲(まいしま)のごみ焼却工場から万博会場までの設備移設をKONOIKEグループが行いました。
前代未聞の工事規模と、電機分野の知識も必要となり、KONOIKEグループで工事案件に強いエンジニアンリング支店のみならず、関西支店此花(営)、そして電機分野ではグループ会社のエヌビーエス(株)も参画。そして、設計や機械・部品の手配も含めた全体管理もKONOIKEグループに任せていただきました。
※環境省委託事業「既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業」
インタビューを始める前に、メタネーション設備の移設に携わったメンバーをご紹介します。
中西 伸介さん(総括・現場監督):
経験と人徳で「不可能」を完遂させる、理想のリーダー。「工事畑」一筋という現場経験と知識、そして周囲が自然とついていきたくなる「人柄の良さ」が中西の魅力です。万博という特別な制限や緊張感ある現場でも、工程を可視化し、チームを完遂へと導きました。共に歩む渡辺さんからも「中西さんと仕事ができるのがうれしい」と全幅の信頼が寄せられる、技術と人間力が融合した指揮官です。
渡辺 伸治さん(中堅・技術と調整の要)
冷静沈着な判断力で、現場の「最適解」を導く。不測の事態にも動じない冷静さと、穏やかな人当たりで協力会社を動かす折衝術が渡辺の凄みです。中西が描く「完遂への地図」を最前線で具現化し、突貫工事を成功へと導きました。技術への誠実さと、人への優しさを兼ね備えた、チームの精神的支柱です。
――万博のメタネーション設備工事。実質4か月という驚異的な短工期だったと伺いました。
中西さん:正直に言えば、2024年12月の時点では「2月までに終わらないかもしれない」という危機感がありました。本来なら1年はかかるボリューム。それが2024年4月に話が来て、現場に入れたのが10月。そこから2月完遂は、常識外のスケジュールでした。
渡辺さん:万博会場ならではの「不自由さ」も追い打ちをかけましたね。資材や工具を現場に置いておけないので、わざわざ遠くの置き場まで取りに行かなければならない。駐車場もない。そんな制限だらけの中で、100名近い協力会社のスタッフと協力しあいながら現場を動かすのは至難の業でした。
――その絶望的な状況を、どうやって突破したのでしょうか?
中西さん: 僕の意地ですね(笑)。まずは全工程と協力会社の動きをすべて可視化しました。誰がどこで何をしているか、次に何をすべきかを明確にし、泥臭く折衝を繰り返す。でも、僕一人では無理でした。拠点を越えて北陸(営)や八幡(営)、グループ会社のエヌビーエスからもメンバーが集まってくれた。「KONOIKEの混成チーム」としての底力が、不可能を可能に変えたんだと思います。
世界中から最新技術が集まる万博会場の舞台裏には、泥臭く、なんとか納期に間に合わせようと心血を注いだメンバーの姿がありました。
「本来なら1年かかるところを4か月で!」。業務を依頼されたときには、誰もが無理だと首を横に振ったかもしれません。しかし、中西さんは長年の勘と人脈を生かして、全国からメンバーを集い、工事をスタートさせました。そこに、渡辺さんの冷静な調整や、新人のひたむきな好奇心が重なり、KONOIKEの底力が沸々と煮立ってくるような爆発力で、非常に厳しい工程にも関わらず見事実現させました。
2人の話を聞いて、新たな現場と新たに出会う仲間と一つの目標に向かう、エンジニアリングの仕事の面白さを大きく感じ、同時にKONOIKEの底力を心強く感じました。
まだまだ、取材は続きます。楽しみにお待ちください!