現場を支える技術がここに集う。「フォークリフト・トラックドライバーコンテスト2025」を開催

　 こんにちは！　鴻池運輸 広報担当のとねです。

　今回は10月24日(金)、25日(土)に開催された「フォークリフトコンテスト」と「トラックドライバーコンテスト」の様子をレポートします！これらのコンテストは、運転技術や安全意識を高め、事故ゼロを目指すための取り組みです。物流の現場を支える人たちの真剣勝負を、少しのぞいてみましょう。

実は私は、前職も物流企業で働いていたので、トラックドライバーコンテストはどこも似たようなものだと思っていました。ところが実際に参加してみると、全く違うのですね。
「鴻池運輸らしさ」がにじみ出ていて、思わず面白いなぁと感じました。今回は私が新鮮に感じたことと、優勝者の声を皆さんにお届けしたいと思います。

1．いろんな種類のトラック＆フォークリフト

まず、KONOIKEグループのコンテストで驚いたのは、種目の多さです。
普段からさまざまな種類のトラックやフォークリフトを運行しているので、その分コンテストの競技もバリエーション豊か。

　• 中型車：街中でもよく見かけるサイズ
　• 大型車：長距離輸送の主役
　• トレーラ：牽引車と荷台が分かれている構造で、一度に大量に運ぶことができる。人手不足の救世主。

フォークリフトも用途に合わせて使い分けられています。

　• カウンター型：フォーク及びこれを上下させるマストを車体前方に備え、車体後方に積荷に応じたカウンターウェイト装備したフォークリフト。
ハンドルを切ると後輪が切れる構造により小回りが利く。
　• リーチ型：マスト及びフォークが前後に移動できるフォークリフト。更に小回りが利き屋内の狭い場所での作業に適応する。

2．採点は「安全」と「環境」がキーワード

　次に、トラック部門の採点項目には学科・実技・点検競技に加え、「エコドライブ競技」も入ります。競技はただ運転が上手いかどうかだけではありません。「エコドライブ競技」では、決められた時間で走行し、燃料消費量を計算します。燃費を良くするには、なるべくアクセルを踏まずにゆっくり発進し、一定の速度で走るのがポイントです。安全だけでなく環境にも配慮しているのが良いですね。

3．競技だけじゃない！安全講義

　審査発表の前には、研修センターの講師による講義が行われます。直近の事故事例をベースに品質事故やトラブルに至るメカニズムを解説。競技者だけでなく応援に来ている本社、支店、営業所のメンバーも腹落ちした内容となっています。

優勝者のコメントも印象的でした。「当たり前です！」とクールに答える人もいれば、感謝の気持ちで笑顔がこぼれる人も。
人柄がにじみ出る瞬間に、会場は温かい雰囲気に包まれました。

■フォークリフトコンテスト2025　

■トラックドライバーコンテスト2025

　いかがだったでしょうか。KONOIKEグループの安全は、一人ひとりの安全意識と、共に働く仲間の支えによって成り立っています。今回のコンテストにも多くの仲間が遠方から駆け付け、その絆を感じる場面がありました。

　私たちが日々交わす「ご安全に」という挨拶は、炭鉱で働く人への声がけが始まりだと言われています。その精神を受け継ぎながら、私たちは仲間の安全、お客さまの安全、そして地域の皆さまの安全を守るための取り組みを推進していきます。

【担当者】とね
1991年三重県生まれ。前職で10年間物流会社を経験し、2025年9月に鴻池運輸に入社。社外広報担当。
趣味は読書と旅行と酒。乱読派でとくにノンフィクション、なかでもルポや冒険ものが好き。