鴻池運輸 国際物流関西支店が「正蓮寺 川施餓鬼(かわせがき)」に参加
KONOIKEジャーナル
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「川施餓鬼」は、水の事故でお亡くなりになった方のご冥福を祈って、川辺や船上で行われる仏教行事です。大阪市此花区伝法にある正蓮寺が毎年8月に催している「正蓮寺 川施餓鬼」は、地元の人々に長年親しまれている盆の伝統的な行事で、大阪市の無形民俗文化財にも指定されています。日本三大川施餓鬼のうち、現在唯一執り行われているのもこの正蓮寺 川施餓鬼」です。鴻池運輸は、創業の地が大阪市此花区の伝法という縁もあり、物故者の弔いと従業員の安全を願って毎年参加しています。
当社の歴史は、淀川の歴史と深く関連しています。古くから淀川流域は政治・経済・文化の中心地として重要な位置を占めていましたが、度重なる洪水や氾濫による甚大な被害を受けていました。そこで、明治政府は抜本的な治水対策として、国の直轄による淀川改良工事を実施することとなります。鴻池運輸の創業者である鴻池忠治郎が、持ち前の不屈の精神力と統率力で部下を鼓舞し、見事に工事を完了させました。以後、淀川は大阪発展の基盤となっています。また、この経験が「人」と「絆」を大切にする「KONOIKEスピリット」として当社に息づいています。