鴻池技術研究所イノベーションセンター
「鴻池技術研究所イノベーションセンター」(以下、技研IC)は、2021年3月に開設した、最新自動化機器の開発・導入実験や、国内外のスタートアップ技術の実証実験など、物流現場における技術イノベーションを加速させるオープンイノベーション拠点です。

技研ICの役割
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1.実験・実証
新技術活用を検討するKONOIKEグループの現場を技研ICに再現し、新技術の実効性や、オペレーションを確認してから実際に導入することで、現場を止めることなく新技術の導入を目指します。
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2.オープンイノベーションの加速
KONOIKEグループの社員、お客さま、新技術のベンダーさま等が技研ICに集って新技術を見ながら議論することによって、新たな課題・気付きを得てイノベーションを加速していきます。
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3.お客さまと共に技術革新
将来にわたり最高のサービス・パフォーマンスをご提供するための技術革新の取り組みを皆さまに知っていただき、お客さまと共に技術革新に歩んでいく協業のきっかけになるよう努めていきます。
取り組み事例
国内初※1の倉庫自動化オペレーションの実証実験
ピッキングロボット:OSARO合同会社製、AMR:inVia Robotics, Inc.製
- 特長
- 商品の事前登録が不要で、透明・変形・反射・不定形な形状の商品にも対応可能なピッキングロボットと AMR(自律走行搬送ロボット)の連携
- 実施内容
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- 1. AMR が、注文されたアイテムが保管されている棚まで移動
- 2. AMR が、棚から荷物かごを取り出し、ピッキングロボットが待つエリアまで運搬
- 3. ピッキングロボットが、そのアイテムを荷物かごからピッキング
- ※12022年2月21日現在、鴻池運輸・OSARO調べ。

カゴ車自動搬送ロボットと制御ソフトの実証実験
トピー工業株式会社製、日本電気株式会社製ソフトにより制御
- 特長
- AMRがカゴ台車の下へ潜り込んで持ち上げ、指示した場所まで運搬、多様な動きを実現
- 実施内容
- 自由度の高い稼働で、スムーズなカゴ台車搬送の実現に向けて効果的なオペレーションなどを確認

重量物搬送のための自動フォークリフトの実証実験
株式会社ZMP製
- 特長
- 導入・操作が容易な自動フォークリフト。エリアの状況に応じた搬送を容易に実現できる
- 実施内容
- 倉庫内の各作業エリアの状況に応じた動作精度や安全性、他の自動化機器との共存可能性などを確認

DATA
所在地 | 東京都品川区八潮3-3-22 東京レールゲートWEST 6階 |
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面積 | 205坪 |
開設日 | 2021年3月3日 |