企業活動での取り組み

地球温暖化防止への取り組み

軽油やガソリン、電力といった化石燃料由来のエネルギーを多く消費する私たちには、CO2排出量の削減において重く大きな責任があるということを認識し、その削減に取り組んでいます。

モーダルシフトの推進

事業を通じた環境課題解決活動の一つとしてモーダルシフトを推進しています。輸送の際に鉄道や船舶を利用することにより、長距離輸送区間のCO2排出量をトラック輸送よりも格段に抑えることが可能となります。また貨物の鉄道輸送は、長距離輸送を担うトラックドライバーの不足への対応としても有効な手立てとなっています。加えて定時輸送や輸送コストの削減等、お客さまにとってもメリットがあるため、積極的にモーダルシフトによる物流をご提案しています。

エコドライブの推進

KONOIKEグループはCO2排出削減のために早くからエコドライブに取り組んできました。車両を有する事業所においては、すべての車両の燃費管理を厳密に実施し、CO2排出量の削減につながる取り組みを続けています。エコ運転操作はもちろんのこと、日頃の車両メンテナンスもエコドライブに欠かせない重要な要素となります。なお、エコドライブは急のつく運転を行わないため安全運行につながります。輸送の安全確保のためにもエコドライブは有効な手段と考え実践し続けています。

KONOIKEグループでは国土交通省所管の交通エコロジー・モビリティ財団の推進する「グリーン経営認証」を取得し、輸送の安全とともに環境負荷低減に努めています。

グリーン経営認証組織
  • 鴻池運輸(株)37事業所
  • コウノイケ・エキスプレス(株)
  • 日本空輸(株)
  • 此花運輸(株)
  • 関西陸運(株)

水素を燃料とする燃料電池フォークリフト

2018年、物流企業として初の水素を燃料とする燃料電池フォークリフトを導入し、現在3台稼働しています。
水素フォークリフトは水素を燃料として発電・駆動するため、稼働時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、3分程度で充電完了する高い利便性を兼ね備えています。
また水素の生成には太陽光発電によって得られた電力を用いるため、結果として完全なCO2フリー電源によるフォークリフト運行を実現しています。

持続可能な社会に向けて

パーフェクトリサイクルシステム

パーフェクトリサイクルシステム概要 [製鉄所内ダスト・外部産業廃棄物]Fe/Zn/C/Ca/その他→RC資源循環炉→製鉄用原料 Fe 他/亜鉛精錬用原料 Zn 他→製鉄所/亜鉛精錬所 天然資源よりも良質な原料、二次廃棄物発生ゼロ、CO2削減

KONOIKEグループでは産業発展と環境保全の両立を目指して産業廃棄物のリサイクル事業を展開しています。
グループ保有の工場では、分別リサイクルが難しい産業廃棄物から二次廃棄物を一切出さずに資源を取り出す独自のシステムを確立しています。限りある貴重な資源を有効活用することで、お客さまの事業を環境面からサポートするとともに、地球環境への貢献を果たしています。グループ会社の株式会社エコイノベーション新しいウィンドウで開くでは、パーフェクトリサイクルシステム新しいウィンドウで開くを構築し、お客さま所有の資源を一つの無駄もなく有効活用することに成功しています。

  • パーフェクトリサイクルシステム:鉄や亜鉛、炭素等を含む産業廃棄物から二次廃棄物を一切出さずに再資源化する技術。RC資源循環炉を用いて、これまでは埋め立て処分となっていた廃棄物を良質な鉄・亜鉛原料へと再資源化するシステム。処理工程で発生するCO2も最小限に抑えられ、処理の中で排出したガスは資源としての再利用も可能。

太陽光エネルギーの利用

KONOIKEグループでは全国21カ所に太陽光発電設備を有しており、年間16GWhの再生可能エネルギーを創出し、地球の脱炭素化に貢献しています。また太陽光パネルは遮熱効果も有し、倉庫内の温度上昇を和らげる効果があることから、物流拠点の低炭素化にも寄与しています。
今後新たな物流センターを設立する際には自家使用を前提とした太陽光発電を標準装備とし、蓄電池によるエネルギー備蓄能力を備えることにより、余剰電力の夜間使用や他拠点への自己託送など、再生可能エネルギーを最大限有効活用することを目指し、広く社会の低炭素化に寄与していきます。

画像提供:(株)安藤・間さま静岡支店

3Rとグリーン購入の推進

KONOIKEグループでは、資源の保全を目的として3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進しています。各事業所において取り組み項目と目標数値を設定し、少しでも環境負荷の低減に貢献できるよう取り組んでいます。
また、グリーン購入についても各事業所において目標数値を設定し、環境負荷の低い製品を選択するよう努めています。

CO2フリー電力への切り替え

KONOIKEグループでは2022年3月期より再生可能エネルギー由来の電力やJ-クレジットを利用したCO2フリーの電力への切り替えを開始しました。関西においては大阪府が推進する「再エネ電力調達マッチング事業」に賛同し、大阪府下5カ所の電力を再エネ電力に変更しています。他にも既存電力契約のいくつかを再エネ電力に切り替えるなど、SCOPE2におけるCO2排出削減を積極的に行っています。

  • 大阪府が府内の電力需要家におけるRE100等の取り組みを支援するため、需要家および全国の再生可能エネルギー由来の電力の掘り起こしを行い、需要家と再エネ電力のマッチングを促進する取り組み。

事業を通じた社会貢献

環境負荷低減と物流効率を両立するインドでの鉄道輸送事業

近年、ますます経済的な発展を遂げ、社会インフラとして物流網の構築が急がれるインドでは、トラックが陸路輸送の主役となっています。そのため渋滞による輸送遅滞や排ガスによる大気汚染は、インド全土にわたる大きな社会問題となり、モーダルシフトが叫ばれるようになってきました。
そのような状況を踏まえ、KONOIKEグループは2017年より日系企業で初めて、インド国内での鉄道コンテナ輸送事業を開始しました。鉄道輸送は一度の運行での輸送力が大きく、また環境負荷も抑制できるため、地球温暖化防止に貢献することができます。現在、国家事業としてデリー~ムンバイ間の貨物専用鉄道の敷設が進展中です。KONOIKEグループでは、インドでの輸送力をより一層向上させ、さらなる環境負荷低減と物流効率化を両立し、インドの経済発展と地球温暖化防止に貢献したいと考えています。

「東京レールゲート」活用によるモーダルシフト推進

KONOIKEグループでは、モーダルシフトの活用により年間約7,000tのCO2排出量を削減しています。モーダルシフトのさらなる推進に向けて、2020年3月、新たに「東京レールゲート営業所」を開設しました。当営業所はJR貨物最大の貨物駅である東京貨物ターミナル駅構内に位置し、東京港や羽田空港にも近接していることから、KONOIKEグループモーダルシフトの主要拠点として運用しています。お客さまのSCOPE3におけるCO2排出削減に寄与することから、高い環境目標を掲げているお客さまからご指名いただくことも多くなってきました。

政府の進める持続可能な社会に向けての環境対策への賛同と、環境マネジメントシステムの推進

KONOIKEグループでは政府を挙げての国民運動「COOL CHOICE」について賛同・登録し、クールビズやウォームビズ、室内温度の管理など、すべての職場で取り組みを進めています。また海洋プラスチック問題への対応から、「プラスチック・スマート」キャンペーンにも対応し、各所でクリーンアップ活動など継続した取り組みを行っています。

グループ内において「ISO14001」を取得し、国際規格が求める環境負荷低減に取り組んでいます。

取得会社:株式会社エコイノベーション
登録番号:JMAQA-E304
認証機関:日本能率協会 審査登録センター

KONOIKEグループ統合報告書2021をご覧ください。