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Profile

K.M.

本社 ダイバーシティ推進部 担当課長
外国語学部 地域文化学科卒
2001年入社
※所属部署及び、その名称は取材当時のものです。

学生時代から憧れていた
海外勤務を経験し、
女性活躍推進に
向けた取り組みにも関わる。
理想のキャリアを実現
できている幸せを実感!

入社当時の初期配属

3rd YEAR

国際物流関東支店
業務部 業務課

仕事内容

輸出入に関わる営業として、お客さま対応とフォワーディング業務を担当。多様な国のさまざまなお客さまの輸出入案件に携わり、国によって違う法令についてなど、多くのことを学びました。途中から希望していたベトナム関連の輸出入も担当することができ、国際物流の知見を深めていきました。

思い出深いエピソード

国際物流の現場で勤務していた3年目、元ベトナム駐在員だった上司から声をかけていただき、ある日系企業のベトナム進出案件を一緒に担当することになりました。案件としては同企業の日本工場の設備の一部をベトナムに移設し、ベトナム工場で製造した商品を日本に輸入するという内容。
生産設備や生産用原料の輸出手配やそのスケジューリング、見積作成などの対応を行いました。元から海外勤務を夢見ていたので、毎日充実感を覚えながら働く日々。その中で、ベトナム特有の輸出入の規制や商慣習を学べたこと、海外のスタッフと英語でやりとりし、仕事をする面白さを実感できたことは、大きな財産となりました。

思い出深いエピソード

1回目のキャリアチェンジ

8th YEAR

ホーチミン
駐在員事務所

仕事内容

4年目にベトナム駐在員に任命され、入社時から持っていた「鴻池運輸の女性総合職として初めての海外駐在員になる」という夢を叶えました。8年目にはホーチミン駐在員事務所の副所長として、ベトナム進出企業の調査やベトナムの法制度調査をはじめ、日本の国際物流関係支店と協業で工場移設案件や輸出入案件を現地でサポートしました。

思い出深いエピソード

この頃に、日系企業の第二次ベトナム進出ブームが起こったことを受け、自分にしかできない新しいことをしようと考えるようになりました。その一つとして取り組んだのは、新たに発布された法律をいち早く翻訳し、社内やお客さまに情報共有すること。得意のベトナム語を活かしたこの取り組みは、双方に喜んでいただいただけでなく、お客さまに対して、鴻池運輸は「ベトナムでの事業に強みがあること」と「日本からベトナム進出に関わる案件を一気通貫で対応できること」をアピールすることにもつながりました。

思い出深いエピソード

1回目のキャリアチェンジを経て

ベトナムの法令、
商慣習の違いも知り、
自信を持ってお客さまと
交渉できるように。

2回目のキャリアチェンジ

10th YEAR

国際物流関西支店
海運貨物部 繊維営業課

仕事内容

大手アパレル会社をお客さまに、輸出入業務や営業を担当しました。衣料品や雑貨を世界各国から輸入する際の通関業務の他に、海外店舗がオープンする際の商品や什器類の輸出、現地の運輸業務サポートなどを経験。国際物流の知見をさらに積み重ねました。

思い出深いエピソード

担当となったアパレル会社は、国際物流関西支店の中でも非常に売上比率が高く、支店を挙げて重視しているお客さまでした。個人的には初めてのアパレル、そしてベトナム駐在員時代とも違う仕事内容だったため、最初は戸惑いましたが、業界に詳しい上司のもと、繊維関係の通関に関わる法律を学びながら、仕事を徐々に習得。
この支店で働いている時にライフステージも変わり、産休・育休も取得させていただいたのですが、周りの皆さんに支えていただいたおかげで、家庭と仕事の両立をすることができました。

思い出深いエピソード

2回目のキャリアチェンジを経て

ベトナム以外の
世界の国々との
物流に関わる
知識を身に付けられた。

3回目のキャリアチェンジ

19th YEAR

本社
ダイバーシティ推進部

仕事内容

2人目の産休・育休取得後、現在の部署の前身の部署に配属されました。外国人雇用に関わる業務がメインの部署で、複雑な法律や制度の運用要領を読み解きながら、海外の送り出しから日本側での受入までの一連の流れを管理する業務に従事。その後は、ダイバーシティに関わる業務も任されるようになり、現在は女性活躍推進などに関わる行動計画策定と啓発活動にも携わっています。

思い出深いエピソード

数年前に部署名が変わり、女性活躍推進業務に関わるようになったことをきっかけに、私自身が2回の産休・育休を経験する中で考えていた新たな取り組みをスタートさせました。具体的には、「育休取得者と復職時の上司の心構え」をテーマとしたセミナーをはじめ、「女性社員同士のネットワークづくり」を重視した不定期交流会などを実施。
まだ始まったばかりですが、これからさらに活動を活発化させて、女性や育休取得者だけでなく、全社員がより幸せを感じられる風土醸成につなげていきたいという想いを持っています。

思い出深いエピソード

3回目のキャリアチェンジを経て

自身の産休・
育休経験を活かした
新しい取り組みを考え、
実施できた。

今後の目標・なりたい姿

私は入社してからこれまでの中で、国際物流部門での勤務や海外駐在といった自分自身の希望のキャリアを叶え、さらに外国人雇用やダイバーシティ推進といった新たな業務にも挑戦し、貴重な経験を積ませていただきました。
今後のキャリアとしては、今携わっているダイバーシティ推進業務をさらに発展させて、新たな施策を実施していくことはもちろん、人事部門と連携しながら働き方やウェルビーイングに関する施策を考え、社員一人ひとりが幸せに働ける環境づくりに取り組んでいきたいです。