“20年間無事故” を貫くトレーラー運転手 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
KONOIKEジャーナル
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こんにちは。KONOIKEグループです。
現場で働く従業員をご紹介する“人”シリーズ。 今回は、2020年に開設したJR貨物・東京貨物ターミナル駅直結の拠点、「鴻池運輸(株) 東京レールゲート営業所」で働く3名の従業員にインタビューしました。 三人目はドライバーの町田さん。20年間無事故の町田さんですが、日々の安全意識についてもお聞きしました。
一人目:齋藤 裕太さん
「モーダルシフトで2024年問題の解決へ」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
二人目:小田 淳一さん
「立地を生かし、陸・海・空の輸送モードに臨機応変に対応」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
鴻池運輸(株) 関東・北日本支店
東京レールゲート営業所
〒140-0003
東京都品川区八潮3-3-22 東京レールゲートWEST 6階
https://www.konoike.net/company/network/kanto-kitanihon/
https://www.konoike.net/tokyobay_service/
業務概要:物流業界の2024年問題として謳われるトラックドライバー不足解決への取り組みの一環として、2020年3月に開設された営業所。東京貨物ターミナル駅、東京港、羽田空港へのアクセスが良く、陸・海・空のあらゆる輸送モードに対応するKONOIKEグループのモーダルシフト拠点として運営。貨物の輸出入のほか、流通加工にも対応。
こんにちは。KONOIKEグループです。
現場で働く従業員をご紹介する“人”シリーズ。 今回は、2020年に開設したJR貨物・東京貨物ターミナル駅直結の拠点、「鴻池運輸(株) 東京レールゲート営業所」で働く3名の従業員にインタビューしました。 三人目はドライバーの町田さん。20年間無事故の町田さんですが、日々の安全意識についてもお聞きしました。
一人目:齋藤 裕太さん
「モーダルシフトで2024年問題の解決へ」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
二人目:小田 淳一さん
「立地を生かし、陸・海・空の輸送モードに臨機応変に対応」 鴻池運輸・東京レールゲート営業所
ー1日の流れを教えてください。
東京レールゲート営業所にはドライバーが5名いるのですが、港内ドレージチームと配達チームで大体半分ずつに分かれて業務を行っています。港内ドレージチームは港から営業所に海上コンテナを運んできてデバンニング※作業をし、空になったコンテナを港に返却しに行くといった流れを繰り返します。配達チームは海上コンテナを直接配達先まで運び、空になった海上コンテナを港に戻し、空シャーシ※になったらまた次の配達分を取りに行ったりしています。配達先は千葉方面などが多く、遠方は少ないのですが、港の終了時間が16時半で、それまでにコンテナを返却したり、受け取ったりしないといけないので、時間に間に合うようにというのは常に考えながら動いていますね。
※デバンニング:輸入した貨物をコンテナから取り出す作業のこと
※シャーシ:海上コンテナ車両において、コンテナを載せる土台の部分
ートレーラー運転手として心がけていることはありますか?
前職を含めると、もう20年以上トレーラーを運転しています。海上コンテナを扱うにあたっては、港湾での出入管理にPSカード※が必要だったり、一般貨物とは異なる部分があります。運転の面でも、コンテナをトレーラーに載せる際の技術が必要ですし、車両が大きく、トレーラーがどんな動きをするのか頭に入れておかないと事故が起きやすいので、とにかく安全第一で業務にあたっています。
※PSカード:港湾への立ち入りの際に必要となる、国土交通省が発行する身分証
ー仕事におけるモットーを教えてください。
「絶対に事故を起こさない」というのは常に心がけています。ドライバーは私に限らず、皆さん「事故を起こさない」という気持ちがあると思いますが、長年のドライバー人生の中でやはりどこかで気が抜けて事故が起きてしまった、という場面を何度も見てきました。 事故が起きる場合というのは大体一瞬の気の緩みだったり、普段と違う行動をしていたり、焦っていたりします。とにかくその部分だけは常に気を付けていて、私自身は20年間一度も事故を起こしたことがありません。今後も身を引き締めてやっていきたいですね。
ー楽しかった経験はありますか?
天気の良い日にまだみんなが寝静まっている朝4時や5時に出発して、少しずつ朝日が昇ってくるのを見るのが好きですね。
ー逆に辛かった経験は?
徐々に減ってきてはいるのですが、港での荷待ち時間はちょっと辛いですね。大井ふ頭で6時間や7時間並んで待ったこともあります。ここ最近はそこまでの長時間はありませんが、2時間程度待つことはあります。また、最近は「東京港ポータルサイト」で港のライブカメラ映像が配信されるようになったり、トラックにGPSを搭載して、港湾入構時の待ち時間を見える化するシステムが始まり、列に並び始めてからコンテナが取れるまでにかかる目安時間が分かるようになりました。ドライバー不足が深刻化しつつある中、こういった改善も以前より見られるようになりましたね。
ー“2024年問題“ や ”モーダルシフト“ についてどのように考えていますか?
東京レールゲート営業所は鴻池運輸の中でも海上コンテナを扱う珍しい拠点ですので、海上コンテナを生かしたモーダルシフトにさらに取り組んでいきたいです。トラック輸送だけでなく、鉄道・海上・航空などマルチな輸送手段が使える東京レールゲート営業所の存在を、社内でも、またお客さまにももっと知ってもらえるように、配送先に出向く際など、あらゆる機会でお話しするようにしています。
ーチームの自慢はありますか?
ドライバー5名の安全意識の部分ですね。港には運転の荒いドライバーもいる中で、絶対に事故を起こさないように気を付けています。気が緩むとぶつけられちゃうパターンもあるでしょうし、全員が常に安全意識を高く持って業務にあたっています。チームの安全意識を維持し続けるために、毎朝その日の天気や道路の混雑・事故状況なども共有しています。
ーオススメスポットを教えてください。
「大田市場」は職場の向かいにあり、お昼休憩でも何度か行ったことがあります。海鮮丼やボリューム満点な定食などがあり美味しいです。
東京レールゲート営業所にはドライバーが5名いるのですが、港内ドレージチームと配達チームで大体半分ずつに分かれて業務を行っています。港内ドレージチームは港から営業所に海上コンテナを運んできてデバンニング※作業をし、空になったコンテナを港に返却しに行くといった流れを繰り返します。配達チームは海上コンテナを直接配達先まで運び、空になった海上コンテナを港に戻し、空シャーシ※になったらまた次の配達分を取りに行ったりしています。配達先は千葉方面などが多く、遠方は少ないのですが、港の終了時間が16時半で、それまでにコンテナを返却したり、受け取ったりしないといけないので、時間に間に合うようにというのは常に考えながら動いていますね。
※デバンニング:輸入した貨物をコンテナから取り出す作業のこと
※シャーシ:海上コンテナ車両において、コンテナを載せる土台の部分
ートレーラー運転手として心がけていることはありますか?
前職を含めると、もう20年以上トレーラーを運転しています。海上コンテナを扱うにあたっては、港湾での出入管理にPSカード※が必要だったり、一般貨物とは異なる部分があります。運転の面でも、コンテナをトレーラーに載せる際の技術が必要ですし、車両が大きく、トレーラーがどんな動きをするのか頭に入れておかないと事故が起きやすいので、とにかく安全第一で業務にあたっています。
※PSカード:港湾への立ち入りの際に必要となる、国土交通省が発行する身分証
ー仕事におけるモットーを教えてください。
「絶対に事故を起こさない」というのは常に心がけています。ドライバーは私に限らず、皆さん「事故を起こさない」という気持ちがあると思いますが、長年のドライバー人生の中でやはりどこかで気が抜けて事故が起きてしまった、という場面を何度も見てきました。 事故が起きる場合というのは大体一瞬の気の緩みだったり、普段と違う行動をしていたり、焦っていたりします。とにかくその部分だけは常に気を付けていて、私自身は20年間一度も事故を起こしたことがありません。今後も身を引き締めてやっていきたいですね。
ー楽しかった経験はありますか?
天気の良い日にまだみんなが寝静まっている朝4時や5時に出発して、少しずつ朝日が昇ってくるのを見るのが好きですね。
ー逆に辛かった経験は?
徐々に減ってきてはいるのですが、港での荷待ち時間はちょっと辛いですね。大井ふ頭で6時間や7時間並んで待ったこともあります。ここ最近はそこまでの長時間はありませんが、2時間程度待つことはあります。また、最近は「東京港ポータルサイト」で港のライブカメラ映像が配信されるようになったり、トラックにGPSを搭載して、港湾入構時の待ち時間を見える化するシステムが始まり、列に並び始めてからコンテナが取れるまでにかかる目安時間が分かるようになりました。ドライバー不足が深刻化しつつある中、こういった改善も以前より見られるようになりましたね。
ー“2024年問題“ や ”モーダルシフト“ についてどのように考えていますか?
東京レールゲート営業所は鴻池運輸の中でも海上コンテナを扱う珍しい拠点ですので、海上コンテナを生かしたモーダルシフトにさらに取り組んでいきたいです。トラック輸送だけでなく、鉄道・海上・航空などマルチな輸送手段が使える東京レールゲート営業所の存在を、社内でも、またお客さまにももっと知ってもらえるように、配送先に出向く際など、あらゆる機会でお話しするようにしています。
ーチームの自慢はありますか?
ドライバー5名の安全意識の部分ですね。港には運転の荒いドライバーもいる中で、絶対に事故を起こさないように気を付けています。気が緩むとぶつけられちゃうパターンもあるでしょうし、全員が常に安全意識を高く持って業務にあたっています。チームの安全意識を維持し続けるために、毎朝その日の天気や道路の混雑・事故状況なども共有しています。
ーオススメスポットを教えてください。
「大田市場」は職場の向かいにあり、お昼休憩でも何度か行ったことがあります。海鮮丼やボリューム満点な定食などがあり美味しいです。
鴻池運輸(株) 関東・北日本支店
東京レールゲート営業所
〒140-0003
東京都品川区八潮3-3-22 東京レールゲートWEST 6階
https://www.konoike.net/company/network/kanto-kitanihon/
https://www.konoike.net/tokyobay_service/
業務概要:物流業界の2024年問題として謳われるトラックドライバー不足解決への取り組みの一環として、2020年3月に開設された営業所。東京貨物ターミナル駅、東京港、羽田空港へのアクセスが良く、陸・海・空のあらゆる輸送モードに対応するKONOIKEグループのモーダルシフト拠点として運営。貨物の輸出入のほか、流通加工にも対応。