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草野 物流業は環境負荷の高い業種であると思うのですが、そのことに関してはどのようにお考えですか?
社長 現在、鴻池運輸グループの車両と冷蔵・冷凍倉庫等の電力消費から発生する二酸化炭素排出量は年間で約10万トンになります。これらの排出量を排出権取引によりオフセットすることを検討しています。
また、事前に排出権取引を済ませたトラックの実現を検討しています。すなわち、そのトラックを使うとどれだけ走っても排出量は0になるということです。
草野 他には何か施策を考えていますか。
社長 私たちは既に、10年前から安全と環境負荷軽減にために、SKY-Z運動というトラックの省エネ運転を実施して一定の成果を出しております。今後は、新しい制度や環境関連技術も取り入れ、社員の意識を高め、地球規模のことから身近な生活にいたるまで環境問題に取り組むことで社会に貢献してまいります。

社長 また、当社のグループ会社ですが、鹿島選鉱という会社があります。製鉄所内の業務を請け負っている会社です。同社では、RC資源循環炉といわれるロータリーキルンを利用し、製鉄所内で排出される廃棄物から資源を取り出すシステムを導入しています。処理する際には、ダストから、鉄や亜鉛などの有価金属を完全に分離すると同時に、その処理工程から二次廃棄物を一切発生させない、しかも、同時にCO2削減を実現できることからパーフェクトリサイクルシステムと呼ばれています。
同社の処理技術は高く評価され、2007年の10月に開催された3R推進全国大会では「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰」など数々の賞を受賞しました。
草野 それは大変素晴らしいことですね。
社長 はい、環境負荷ゼロの物流企業を目指しています。

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